こんにちは(*^^*)
自分に恋する時間のゆ~みぃ☆です。
今月のタロットカードのメッセージをお届けします。
【悪魔 逆位置】ウエイト版タロット
山羊でもなく、そして人間でもない、得たいの知れないものがカードの真ん中に座っています。
右手を上げ、左手には松明を持ち、頭には五芒星(ごぼうせい:ペンタグラム:魔除けの呪符)が逆さになっています。両サイドには角やしっぽが生えた裸体の男女が立っています。
男女は真ん中にいる得体のしれないものが座っているものに鎖で繋がれた状態。鎖は自分で外せるぐらいゆるいもので顔の表情は穏やかです。背景は真っ黒で何も描かれておらず闇のようです。
このカードが暗示しているものは
『一歩離れた視点で相対的にみるとき』
だけど、逆位置なので気づきづらく、全くそのように思えないかもしれません。
*******
テーマ
【人はそれぞれ違うということを受け入れる】
悪魔と聞くとあまり良いイメージはしないですよね...悪魔に鎖で囚われている状態は善悪でいえば良くない感じがしませんか?
タロットカードは「善悪」などないのですが、大アルカナ22枚中、比較的わかりやすく心をテーマとして表されているものに下記の二つがあります。
5番 司祭
良心に従って判断する:良き心
15番 悪魔
囚われている:固定概念
司祭は、「自分の良いと思っていることを信じる」がテーマ。
それに対して悪魔は「絶対にこうじゃなきゃいけない!」と強く思い過ぎた状態がテーマ。
悪魔のカードが出たときは、本人的には良きことだと強く思い込んでいる状態です。司祭は可能性に満ちた信念を表すのに対して悪魔は固定観念になっている状況です。
今月は状況から一歩引いて「人の価値観は違って当たり前。世間の常識はそれぞれあっていいんだ!」っていう目線で物事を捉えてみると新たな視点が見えてくると告げているのです。
例えば
クリスマスはチキン
おせちやお雑煮は当たり前
お餅は必須
初詣は三が日etc...
世間的には常識といわれるものだからそれを守らなければならない、と思って行動するより、あなた自身がどう思っているのか、どうしたいのかにフォーカスして選ぶことが大事だということです。
「いつもこうしていたけど今年はどうかな?」と自分と向き合って問いかけてみてください。
今までは良きことで当たり前だと信じてきたことと違った思いがある、という気づきに繋がるかもしれません。
誰かがしているから、周りがしているから、そう言われ続けてきたから、を、
誰かがしているけれど私にはそぐわない、周りがしていても私はしたいと思わない、ずっと言われ続けてきたことだけど、私はそれに賛成できない、
それが人それぞれということ。
良し悪しでジャッジされることではなくて、違いにすぎないということ。
こうするべき、と思い込んでいたことがそうじゃなかった、と気づいたらこっちもの。
自分自身を大切にできるようになるし、他者を尊重できるようにもなると思うんだ。
それが今月のテーマ
【人はそれぞれ違うということを受け入れる】
なんじゃないかなって。
そうして受け入れることで、人との関わりも懐深くいられると思うし、優しい世界になる。窮屈さが少なくなって、ゆとりとか遊びのある私になれる、そうなったらずっと生きやすいはず。
私は私。人は人。の心でいいんだ、って、思い込みから離れていけるように過ごして、もっと軽やかに楽しい毎日になるよう、意識してみてね。